株式会社NTMC 西日本コンサルティング部
松浦智和 tomokazu-matsuura@ntm-c.co.jp
医療機関名 社会医療法人榮昌会 吉田病院
現住所 神戸市兵庫区大開通9丁目2番6号
診療科名 脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科、麻酔科
全員経営導入支援先である、社会医療法人榮昌会様にて実施した次世代のリーダー候補者向けマネジメント研修「ネクストリーダーミーティング」についてご紹介します。この研修は、将来病院を背負って立つ次期リーダーを育成することを目的としています。第3回目の今回は、「論理的思考」をテーマに実施しました。研修の詳細や参加者の様子についてお伝えします。
近年、現場の社員においてもマネジメント能力が求められるようになってきました。特に、次世代のリーダーには、チームをまとめる力が必要です。この研修では、参加者が実際の業務に役立つマネジメントスキルを身につけることを目指しています。榮昌会様では、これまでマネジメントに関する研修が少なかったため、参加者の期待も高まっていました。
研修の内容
研修は座学とグループワークの2部構成で行われました。座学では、論理的思考の基礎について学び、特に論理の3点セットや演繹法と帰納法の重要性を学びました。以下に、研修の詳細をお伝えします。
座学の内容
座学では、論理的思考の理論や手法について学びました。特に「論理の3点セット」については、下図のように定義し、これらの要素が揃うことで、論理的な思考が成立することを理解しました。この内容は、参加者にとって非常に重要な基礎知識となりました。
グループワークの実施
グループワークでは、「混合医療の是非」について、(参加者の本心とは無関係に)賛成グループと反対グループに分かれ、自分が主張する意見を論理的思考を用いてプレゼン、説得するワークを行いました。参加者は、演繹法と帰納法を使い分けながら、自分の意見を効果的に伝える方法を学びました。
特に、若手リーダーたちは、自身の意見を主張する際に帰納法による多くの事例を示すことが説得に繋がることに気づいたようです。この経験は、彼らの論理的思考力を高めるだけでなく、チーム内でのコミュニケーション能力の向上にも寄与すると思います。
参加者の反応と学び
参加者からは、「論理的思考を学ぶことで、自分の意見をより明確に伝えられるようになった」との声が多く聞かれました。また、グループワークを通じて、他のメンバーの意見を尊重しながらも、自分の意見をしっかりと主張することの重要性を実感したようです。この研修を通じて、次期リーダーたちは自信を持って意見を述べる力を身につけ、今後の業務においてもそのスキルを活かしていくことでしょう。
今後の展望
今後も参加者が実際の業務に役立つスキルを身につけ、次世代のリーダーとして成長していく支援ができるマネジメント研修を予定しています。このように、社会医療法人榮昌会様でのマネジメント研修は、参加者にとって非常に有意義な経験となっています。弊社も今後、このような研修を通じて、次期リーダーの育成に貢献していきます。
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