2024年は、オリンピックイヤーとしてフランス・パリで7月26日から8月11日まで第33回夏季オリンピック競技大会が開催されます。3週間にわたり、32競技329種目で熱戦が繰り広げられる予定です。この国際的な祭典は、競争と卓越性の精神を称えるものであり、その価値はビジネス界にも新たな視点やヒントを提供しています。
日本においては毎年、大きなスポーツイベントは正月に開催される箱根駅伝で始まります。今年は、第100回の記念すべき大会が開催され、青山学院が総合優勝しました。原晋監督が選手たちに掛けた「準優勝でもいいよ」という言葉は、選手たちを奮起させ、最終的には「負けてたまるか」という心境へと導いたと言われています。
このエピソードは、スポーツだけでなくビジネスの世界にも適用できる、メンタルの重要性と競争心の影響を示しているかと思います。
スポーツの世界で得られる教訓はビジネス界においても同様に適用することができます。特に経営者にとって重要なのは、従業員の意欲を高め、彼らが持つ可能性を最大限に発揮させることです。
そのためには、日常のルーチン業務であっても、仕事の成果がお金や利益でわかる環境を作り、従業員の意識を促すことが重要だと考えています。
そこで、スポーツ界で実践されている順位やスコアの「見える化」が良い意味で選手たちの競争心を刺激する原則をビジネスに応用することです。私たちNTMCが提唱する全員経営という経営手法では、営業部門だけではなく、製造や配送部門を含む全てのチーム単位で「利益」の「見える化」が可能になります。
この「見える化」により、従業員は自分たちのチームが生み出した利益を理解し、意識するようになります。従業員には自らの業務に対する責任感を強め、目標達成に向けて積極的に貢献しようという意欲が湧いてくるからです。その結果、「利益を上げよう」というモチベーションが自然に向上します。つまり、各チームの成果が利益という形で示されるので、個々の貢献が企業全体の目標達成にどう影響しているかを実感できるようになるのです。
さらに、このアプローチは、チームとしての一体感を深める機会を提供します。このような環境を提供することで、組織全体のコミュニケーションが促進され、より良い意思決定が行われ、結果的に企業の持続可能な成長を実現することにつながります。
全員経営では、従業員の内発的な動機づけを促し、彼らが自らの職務においてより大きな価値を生み出すことを目指しています。このようなアプローチにより、企業文化が育まれ、従業員の満足度が高まり、結果として企業全体のパフォーマンスが向上するのです。
この「見える化」の仕組みを成功させるためには、やりがいのある職場の整備が極めて重要です。NTMCでは、社員一人ひとりが自らの役割と成果に誇りを持ち、同時に競争心を燃やせるよう、明確で公平なルール設定や評価システムの導入を推奨しています。これこそが全員経営であり、これはスポーツの世界に見られるように、社員に対して「負けてたまるか」という強い意志を持って、自分たちの限界を超えて挑戦し、会社全体を同じベクトルに向かわせる最も有効な手段であると私たちは考えています。
具体的には、「一人時付加価値」という指標を用い、それぞれのチームが会社にどの程度貢献しているかを可視化します。これにより、複数のチームを同じ土俵で比較することが可能になります。当然ながら、社員は他のチームと比べて自分たちの努力が会社の成長にどの程度影響を与えているかを実感することなり、モチベーションの向上につながります。
NTMCでは、このような環境を提供し、従業員の積極的な参加を促すことが企業成長の鍵であると考えています。社員が自分たちの貢献度合いを客観的な数値で理解し、チームとしての一体感を感じることができれば、ビジネスの世界でもスポーツと同じような成果の実現が可能なのです。
なお、詳細な情報を希望される方は、NTMCのウェブサイトを通じて、私たちが提唱する「全員経営」について学ぶことができます。私たちの目標は、企業が持続可能な成長を遂げ、社員が自分たちの職場で最大限に活躍できるよう支援することにあります。これらの取り組みは、企業にとっても社員にとっても、より良い未来を築くための重要なステップなのです。
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下記の語句は、株式会社NTMCの登録商標です。
「全員経営」「 社内協力対価」 「社内支援対価」「社内サービス対価」 「差引収益」「部門別連結管理会計」 「社内売買」「一人時収入」
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「らくらく採算表」
「らくらく社内売買」 全14件