株式会社NTMC 西日本コンサルティング部
松浦智和 tomokazu-matsuura@ntm-c.co.jp
医療機関名 社会医療法人榮昌会 吉田病院
現住所 神戸市兵庫区大開通9丁目2番6号
診療科名 脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科、麻酔科
全員経営導入支援先である、社会医療法人榮昌会様にて実施した次世代のリーダー候補者向けマネジメント研修「ネクストリーダーミーティング」についてご紹介します。この研修は、将来病院を背負って立つ次期リーダーを育成することを目的としています。第5回目の今回は、「KPIマネジメント」をテーマに実施しました。研修の詳細や参加者の様子についてお伝えします。
研修の内容
研修は、座学とグループワークの2部構成で実施されました。座学では、KPIの基礎知識としてKGI(Key Goal Indicator)、KPI(Key Performance Indicator)、CSF(Critical Success Factors)の重要性を学びました。グループワークでは、これらの知識を基に、自部門のKPIを設定する実践的な内容が中心でした。数値化された具体的な目標を立てることで、業務の進捗を把握しやすくなり、達成に向けた計画が立てやすくなります。今回学んだ内容は、参加者の今後の業務に大いに役立つことでしょう。
座学の内容
座学では、KGI、KPI、CSFの関係性を図解(下図参照)を用いて説明しました。この図は、KPIとKGIの関連性を視覚的に示し、目標達成のプロセスを明確に理解できるように工夫されています。例えば、KPIの達成がKGIの達成につながることを示し、具体的な業務プロセスがどのように目標達成に寄与するかを学びました。また、KPIを設計する際には、フレームワークに則って設計することで、経験が少ない次期リーダーでも適正なKPIが設計できることを学びました。
グループワークの実施
グループワークでは、参加者が実際の業務に即した自部門のKPIを設定しました。このグループワークでは、参加者同士が討議を重ね、各自が持っている知識や経験を共有しながら、具体的な数値目標を立て、KPIを設計することを経験しました。参加者からは、業務の目標計画を立てるためには数値化できる具体的な目標を立てることが重要であるとの意見が寄せられました。
参加者の反応と成果
今回の研修に参加した皆さんからは、多くの前向きなフィードバックがありました。「漠然とした目標ではKGI、KPIとしての指針にならない」という意見があり、数値化することの重要性を再認識したようです。部門での実践に自信を持った参加者が多く、研修の成果を実際に業務に活かす意欲を感じました。
今後の展望
今後もこの研修を継続して実施し、次世代リーダーの育成に寄与したいと考えています。参加者の成長を見守りながら、さらに深い知識とスキルを身につけていくことが大切であると考えています。
次回の研修では、KPI設定の具体的なステップについても深掘りし、実践的なスキルをさらに強化していきたいと思います。この研修を通じて、次世代のリーダー候補者たちが、より良いチームリーダーになることを期待しています。
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