株式会社NTMC 西日本コンサルティング部
松浦智和 tomokazu-matsuura@ntm-c.co.jp
企業名 サイエンスパーク株式会社
住所 神奈川県座間市入谷西3-24-9
事業内容 デバイスドライバ関連の開発を軸に次のような事業を展開しています
・サイバーセキュリティ対策ソフトの開発、販売、サポート
・セキュリティ開発支援キット(Driverware SDK)開発、販売、サポート
・デバイスドライバ開発
・脆弱性診断サービス
・AI/DXコンサルティング
・その他受託開発
コンサルタントの松浦です。
弊社が全員経営導入と理念手帳導入・運用を支援しているサイエンスパーク株式会社では、その原動力となるリーダー層のマインドセット変革を目的としたリーダー育成支援プログラムが熱い議論とともに進行中です。第1回で「課の成長発展を考える広い視野」を学んだ参加者は、第2回研修で、いよいよ「マインドを行動に変えるための覚悟」の核心に迫りました。部長および課長クラスのリーダーが結集した本研修のテーマは、「高い目標を定める~闘争心を高める」です。
第2回で紐解かれたのは、森田直行氏の著書『課長心得12条』の第2条「高い目標を定める~闘争心を高める」です。単に目標を達成することではなく、「闘争心をかきたてる、一段高い目標」を設定することの必要性が説かれました。
リーダーの使命は、会社から預かった課を成長発展させることです。この成長のためには、スポーツ選手がオリンピックを目指すように、メンバー全員を引っ張る高い目標が不可欠です。なぜなら、人間は目指すべき目標があるからこそ、能力が最大限に引き出され、結果として強いチームが生まれるからです。「達成できそうな目標」は現状維持でしかなく、全員経営の実現に不可欠な個々人の能力アップは望めません。リーダーは、この成長機会をメンバーから奪ってはならないという覚悟と情熱が求められるのです。
今回の研修で最も熱を帯びたのは、事前に提出された事前課題に基づく、目標達成の現実的な「壁」をテーマとした議論でした。参加者であるリーダー(課長)層からは、高い目標を掲げた際に生じる「部下からの抵抗や否定的な反応」に対し、どのように向き合い、巻き込んでいくべきかという、切実な問いが講師に投げかけられました。
議論の焦点の一つは、「リーダーの覚悟の浸透」です。上司(部長)から目標の上積みを求められたとき、リーダーが反射的に「仕方がない」と受け入れてしまっては、そのネガティブな空気が一気にチームに伝播してしまいます。講師からは、課長は言われた目標をそのまま受け入れるのではなく、一度立ち止まり、「どうやったらこの高い目標をクリアできるか」を考え抜き、「自分の意志で決心し、腹落ちさせる」ことが重要であると強調されました。この「腹落ち」こそが、部下に目標の意義を伝える際の熱意と説得力の源泉となるのです。
また、「どうやってメンバーの意識を変えるか」という実践的な課題にも議論が及びました。目標が高すぎるという認識のギャップを埋めるためには、リーダーの熱い「言葉」だけでなく、目標をブレイクダウンした具体的な行動の設計と、それを毎日・毎月積み上げていくための仕組みの提示が不可欠であるという示唆が得られました。リーダーは、目標達成の具体的な道筋をメンバーと共有し、「共に闘う空気」を作り出すことが求められているのです。
サイエンスパークの理念手帳
今回のテキスト
今回の研修を通じて、参加者たちは目標設定に対する自身の甘さを厳しく見つめ直しました。部長・リーダー双方から、次のような「決意」と「内省」の声が聞かれました。
• (リーダー層):「高い目標を設定することは、組織のレベルアップになることを痛感しました。上司に言われた目標でも、まずは自分自身が本気で達成しようと決心し、どうやって達成するかを考え抜いてから部下に思いを伝えることが重要だと腹落ちしました。」
• (部長層):「達成できそうな目標だと、それ以上の成果は生まれません。自ら一段高い目標を掲げ、メンバーと一丸になることが、課の闘争心を高める必須条件だと再認識しました。」
• (共通の気づき):高い目標への挑戦こそが、部下の能力を伸ばす「本当の意味での優しさ」であり、リーダーは心を鬼にしてでも、成長の機会を提供しなければならないという使命感を得ることができました。
参加したリーダー一人ひとりが、単なる課の管理職ではなく、全員経営を推進する「小さな経営者」としての主体的な決意を新たにしたことが窺えます。
今回のリーダー育成研修は、「高い目標を腹落ちさせ、闘争心を高める」という、全員経営に不可欠なリーダーの覚悟を確固たるものにしました。この熱い決意は、今後のサイエンスパーク株式会社の成長と企業文化に必ずや大きな影響をもたらすでしょう。次回研修では、この覚悟をいかに日々の実践に落とし込むか、さらなる議論が期待されます。
森田が稲盛和夫氏から学んだことや実務経験を通じ確立した経営哲学を企業経営、マネジメントに役立つメールマガジンとしてお送りします。
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