元京セラ副会長で稲盛和夫氏と共にJAL(日本航空)に乗り込み、わずか1年で再生させた経験を持つNTMC社長の森田直行は、書籍『社員全員が「稼ぎ頭」になる ニューチームマネジメント』を2022年6月30日に発刊しました。
現在、2020年から続いている新型コロナウイルス感染症や、今年に入ってからの急激な円安や原材料費の高騰などによって、数多くの企業が業績不振に悩まされています。
このような中、以前から「日本経済を発展させるためには、ベンチャー企業・中小企業を強くしたい」と強く願っていた森田は、京セラおよび同社系列のコンサルティング会社時代に600社以上に支援を提供した「アメーバ経営」を発展させて『全員経営』と名付けた21世紀型管理会計を、より多くの経営者に知っていただきたいと考えていました。また、それを駆使して業績アップに活かして欲しいと切願し、このたび本書の発刊に至りました。
「全員経営」の特徴は、経営で最も重要な指標である「利益」を身近な形で見える化し、人間が本来持っている力を引き出すことです。そして、社員が自ら目標を設定し、学ぶ楽しさ、やりがい、達成感を得る環境をつくります。その結果、社員全員が「稼ぎ頭」へと変わっていくのです。
森田は、今回の出版を通して、コロナ、物価高、円安などによって業績悪化に悩まされている企業が、社員一丸で稼げる組織へと変わっていくことに少しでも貢献できればと願っています。
■■■ 目次 ■■■
●はじめに
なぜ今、「全員経営」と「ニューチームマネジメント」が必要なのか
●第1章:21世紀型管理会計としての「全員経営」 <導入編>
・管理会計〝ブーム〟に落とし穴
・企業会計の3つのかたちを知る
・御社の管理会計のここが大問題
・新時代の管理会計「全員経営」とは
・全員経営を支える部門別採算制度
・「全員経営」がもたらす果実
●第2章:「全員経営」の基本をつかむ <基礎編>
・「全員経営」の導入は難しい
・組織とルール、時間管理
・採算表の作成
・経営会議の開催
〇コラム:「全員経営」と財務会計の整合性について
〇集中講義:「全員経営」を支えるフィロソフィの力 <理念編>
●第3章:ここから始める「全員経営」 <実践編>
・「全員経営」の要となる経営管理部
・第一歩としての「売上日報」作成
・モノの動くところ、伝票も動く
・受注と生産をどう捉えるか
・「採算表」作成へのポイント
・「採算表」のココに注意
〇コラム:販売形式ごとのルールと製造部門の評価について
●第4章:「全員経営」で企業と社員はこう変わる <事例編>
・事例1:「全員経営」で停滞期を突破
・事例2:全員参加で成し遂げた奇跡の再建
●おわりに
なお、より詳しい目次につきましては、NTMCの以下のページをご確認ください。
https://www.ntmc.site/publications
■■■ 著者略歴 ■■■
森田 直行(もりた・なおゆき)
株式会社NTMC代表取締役社長
福岡県生まれ。1967年、京都セラミック(現・京セラ)に入社。アメーバ経営の仕組みと情報システムの確立・推進を担当。1995年、社内ベンチャーとして立ち上げた事業をベースに京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)を設立、代表取締役社長に就任。2006年、京セラ株式会社代表取締役副会長に就任。同年、KCCSのコンサルティング部門を分社化し、KCCSマネジメントコンサルティング株式会社(KCMC)を設立、代表取締役社長に就任。2010年、経営破綻したJALグループの再建に参画。日本航空株式会社副社長執行役員として稲盛和夫京セラ名誉会長とともに部門別採算制度の導入による経営改革を実行、再建に貢献した。2015年、株式会社NTMC代表取締役社長に就任。
著書に「稼ぐ会社の『課長心得12カ条』(幻冬舎)、『全員で稼ぐ組織 JALを再生させた「アメーバ経営」の教科書』(日経BP)がある。
■■■ 書籍概要 ■■■
書籍名:社員全員が「稼ぎ頭」になるニューチームマネジメント
著者:森田 直行 著
発売日:2022/7/4
出版社:サンライズパブリッシング
判型:単行本(ソフトカバー)
ページ数: 206ページ
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
■■■ 購入はこちらから ■■■
https://www.amazon.co.jp/dp/4782905653/
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下記の語句は、株式会社NTMCの登録商標です。
「全員経営」「 社内協力対価」 「社内支援対価」「社内サービス対価」 「差引収益」「部門別連結管理会計」 「社内売買」「一人時収入」
「一人時経費」「一人時付加価値」
「全員で稼ぐ部門別採算」 「全員で稼ぐニューチームマネジメント」
「らくらく採算表」
「らくらく社内売買」 全14件