株式会社NTMC 西日本コンサルティング部
松浦智和 tomokazu-matsuura@ntm-c.co.jp
代表の森田もWebにて参加致しました
株式会社松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532-5
弁当の製造販売
全員経営導入支援先である株式会社松栄軒において、実行フェーズの報告会を開催しました。実行フェーズでは、構築フェーズで作成した採算ルールに基づいて、実際に採算表を作成し、経営会議の運用を行いました。今回はその詳細についてお伝えします。
実行フェーズでの活動内容
実行フェーズでは、部門別採算制度を実際に運用し、各部門の活動成果や会社への貢献を可視化することを目標に活動しました。実行フェーズを通じて、社員一人ひとりが自分の役割を理解し、部門別採算制度への理解が深まったと感じています。特に、はじめての経営会議を経験し、部門長からの、「各部門の成果を共有し、全社的な意識の向上を図ることが重要であると気づいた」とのコメントが印象的でした。
実行フェーズでの具体的なタスクは下記の通りです。
1.部門別採算説明会・勉強会サポート
社員やパートスタッフに対して、部門別採算制度の理解を深めるための説明会を実施しました。参加者からは多くの質問が寄せられ、これから始まることへの期待の高さを感じました。
2.採算表作成サポート
実績データをもとに採算表を作成するサポートを管理本部に対して行いました。初月は作成にかなり手こずりましたが、3か月を迎えるころには、ほぼミスなく7営業日には採算表が作成されました。
3.全社経営会議サポート
全社での経営会議実施をサポートしました。参加者へ重点報告シートの書き方、発表の仕方をそれぞれサポートしています。限られた時間内に、いかに自部門の活動をアピールできるか、月に1回の勝負の場であることを伝えました。
4.部門会議サポート
経営会議に先立ち、各部門で行う会議をサポートしました。部門では採算表を活用し、具体的な改善策を議論しました。製造本部の中でも、部門ごとの特性が違いますので、それに応じたアプローチを行っています。
経営会議の実施
実行フェーズでは、採算表が作成され、それをもとに経営会議を行いました。参加者は、採算表を用いた経営会議を通じて、自分たちの活動成果や会社への貢献を実感できたと思います。経営会議では、各部門の成果を発表し、今後の方針についても議論が行われます。このような場を毎月設けることで、社員の成長にも繋がると考えています。
今後について
部門別採算は、まだスタートしたばかりですが、採算面でも効果が見え始めています。社長からも今後の更なる成果が期待できるとの言葉を頂きました。部門別採算への取り組みは、これで完成・完結するものではなく、今後も更なる改良・改善に取り組み、より素晴らしい仕組みへと高まっていきます。
今後も、部門別採算制度を通じて、社員一人ひとりが自分の役割を理解し、会社全体の成長に貢献できるような環境を整えられるよう、弊社も引き続き支援してまいります。
森田が稲盛和夫氏から学んだことや実務経験を通じ確立した経営哲学を企業経営、マネジメントに役立つメールマガジンとしてお送りします。
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