株式会社NTMC 西日本コンサルティング部
松浦智和 tomokazu-matsuura@ntm-c.co.jp
医療機関名 社会医療法人榮昌会 吉田病院
現住所 神戸市兵庫区大開通9丁目2番6号
診療科名 脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科、麻酔科
全員経営導入支援先である、社会医療法人榮昌会 吉田病院様にて実施した次世代リーダー候補者向けマネジメント研修「ネクストリーダーミーティング」についてご紹介します。この研修は、将来病院を背負って立つ次期リーダーを育成することを目的としています。
第2回目の今回は、「コミュニケーション・コーチング」をテーマに、座学、グループワークを中心に実施しました。研修の詳細や参加者の様子についてお伝えします。
研修の内容
研修は前回同様、座学とグループワークの2部構成で実施しました。座学では、「コミュニケーション」をテーマに、タイプ別によるコミュニケーション方法やコーチングについて学びました。特に、相手のタイプを理解することが、効果的なコミュニケーションの鍵であることを学びましました。
座学の詳細
座学では、まず「相手をタイプ別に分類する」方法について学びました。参加者は、自分自身のコミュニケーションスタイルを理解し、他者との違いを認識することが必要であることを認識できました。このセッションでは、コミュニケーションのスタイルは、以下の4つのタイプ(下図参照)に分類されることが説明されました。
この分類は、自己主張と感情表出の2つの軸で構成されており、参加者は自分の位置を確認することで、より良いコミュニケーションを図るための手がかりを得ました。
コーチングでは、相手の状態によりティーチングと併用すること(下図参照)や効果的な質問の仕方を学びました。
グループワークの実施
グループワークでは、参加者が自分のタイプを確認し、お互いにどのようなことに気を付けてコミュニケーションをとることにより、生産性の高いコミュニケーションができるか実践しました。具体的には、各グループが異なるシナリオを用意し、相手のタイプに応じたアプローチを考えるという演習を行いました。
このプロセスを通じて、参加者は自分のコミュニケーションスタイルを見直し、他者との関係性を深めるための具体的な方法を学びました。また、コーチングのスタイルについても学び、どのように相手に対して適切なサポートを行うかを考える機会となりました。
参加者の反応
参加者は非常に興味深く、お互いのタイプを確認していました。特に、自分のスタイルを理解することで、他者とのコミュニケーションが円滑になることを実感したようです。また、グループワークを通じて、実際の業務に役立つスキルを身につけることができたと好評でした。
今後の展望
このように、次世代リーダー育成のための研修は、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。今後もこのような機会を通じて、榮昌会の次期リーダーたちが成長していくことを期待しています。弊社もこのような研修を継続し、次世代のリーダー候補者がより高いマネジメント能力を身につけられるよう、さらなるプログラムの充実を図っていきたいと考えています。特に、コミュニケーションスキルは今後の医療業界においてますます重要になるため、引き続き力を入れていく所存です。
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