全社員が経営に関わる「全員経営」の共創

株式会社NTMC

<東日本営業所>〒140-0001 東京都品川区北品川1-13-3 八ツ山 三和ハウス2A  
<西日本営業所>〒520-0054 滋賀県大津市逢坂1丁目1-1 プエルタ大津202号

判断の軸は「人間として正しいか」
理屈と勇気で現場を動かすリーダー育成

株式会社NTMC 西日本コンサルティング部  
松浦智和 tomokazu-matsuura@ntm-c.co.jp

企業名   サイエンスパーク株式会社
住所    
神奈川県座間市入谷西3-24-9
事業内容  デバイスドライバ関連の開発を軸に次のような事業を展開しています
      ・サイバーセキュリティ対策ソフトの開発、販売、サポート
      ・セキュリティ開発支援キット(Driverware SDK)開発販売サポ

      ・デバイスドライバ開発
      ・脆弱性診断サービス
      ・AI/DXコンサルティング
      ・その他受託開発

 コンサルタントの松浦です。

 サイエンスパーク株式会社が掲げる「売上100億円」と「全員経営」の実現。その成否を握るリーダー育成プログラムも、いよいよ第5回を迎えました。

 これまでの研修で「広い視野」「高い目標」「伝える力」を学んできたリーダーたちが、今回向き合ったのは「第5条:何が正しいかを判断基準とする」です。現場の最前線で日々決断を迫られる課長・リーダーにとって、最も重く、かつ避けては通れない「判断力」の本質に迫りました。

リーダーの判断に「論理」と「原理原則」を

 講師である森田は、リーダーの役割を「部下からの相談に答えを出し、指示をする立場」と定義します 。そこで求められるのは、前例や企業論理に逃げない、自らの信念に基づいた即断即決の勇気です 。

 本講義で強調された核となる考え方は、以下の3点に集約されます。

 

1.論理的な説明責任
 「これまでこうしてきたから」という前例主義は判断ではありません 。「なぜこれが正しいのか」を、上司、部下、関係者に向かって論理的に説明できることが、信頼の源泉となります 。

2.人間としての原理原則
 迷ったときの基準は「嘘をつかない」「人を騙さない」「卑怯なことをしない」という、子供の頃に教わったようなシンプルな「正しさ」です 。社内だけで通用する「企業論理」に染まってはいけないと、森田は警鐘を鳴らします 。

3.迷ったら「楽でない道」を選ぶ
 「これしかありません」という部下の提案を鵜呑みにせず、常に複数の選択肢を考えさせること 。そして、安易な道ではなく、あえて困難な道を選ぶことで、先行者利益が得られ、部下も大きく成長するのです 。

スピードと慎重さ、そして「正しさ」の葛藤

 事前課題では、日々現場で葛藤するリーダーたちから、非常に具体的で切実な声が上がりました。

「スピード判断」への焦燥と対策

 多くのリーダーが「判断の遅れ」が部下からの信頼を損なうリスクを実感しています。「100%の材料が揃うのを待って先送りしてしまう」という部長の悩みや、「返事がないと『うちの課長は何もわからない』と思われてしまう」という指摘に、背筋が伸びる思いをした参加者が多く見られました 。 これに対し、「100%の判断でなくてもいい。間違えたら素直に正せばいい」という森田の言葉は、完璧主義に陥りがちなリーダーたちに「決断する勇気」を与えました 。

「企業論理」と「原理原則」の衝突

 「法的に問題なければいいのか」という問いに対し、世間から見ておかしいことは問題であるという議論が交わされました 。特に、森田が若かりし頃に経験した「製造部門の士気を守るための返品処理先送り」が稲盛和夫氏に「ニセモノの士気だ!」と一喝されたエピソードは、参加者に強い衝撃を与えました 。 「会社で正しいことは、外の世界でも正しいことでなければならない」という真理は、全員経営を目指す上で不可欠な倫理観として共有されました 。

フィロソフィ手帳

サイエンスパークの理念手帳

森田直行著 課長心得12か条

今回のテキスト

参加者の声・決意:現場を変える「覚悟」の芽生え

 研修を通じ、リーダーたちは自身の行動変容を固く決意しています。


(プラットフォーム部 リーダー) 
「『これまでもこうしてきた』という理由では納得させられない。論理的な理由付けが必要だと痛感した。」

(プラットフォーム部 部長) 

「正しさの基準を『原理原則』というシンプルなものに置くことで、判断のスピードアップができそうだ。」

(経営管理部 リーダー) 
「ニュースになる不祥事も、企業論理が優先された結果。現場から変えていくために、勇気を持って正しさを貫きたい。」

(営業部 リーダー) 
「間違いを恐れて判断を先延ばしにしていたが、間違えたら修正すればいい、それより早い判断が大切だと気づけた。」


強い現場は、リーダーの「決断」から生まれる

 「正しい判断を行っても、実行力がなければ意味がない」 。 今回の研修でリーダーたちは、判断基準を明確にするだけでなく、摩擦を恐れずに実行する「勇気」の重要性を学びました。

 自らの信念を論理で武装し、人間としての正道を歩むリーダーが増えることで、サイエンスパークの現場はより強固なものへと進化していくはずです。次回は、この「判断」をどう具体的な「成果」へと結びつけていくのか、さらに踏み込んだ議論が期待されます。


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